本年５月、６月と立て続けに、山口市内の建設工事において、高圧電線に接触させた状態で工事用足場を設置する事象が発生しました。

防護管取付等の安全措置が未対応であったため、１件は高圧電線に接触したことにより停電が発生し、もう１件は停電には至りませんでしたが、緊急で停電し、足場を撤去していただくという事態となりました。

　他県では、昨年度建設工事において感電死亡災害が発生しており、この２件の事象も同様の災害に繋がりかねない非常に危険な事象と考えています。

　建設工事に携わる事業者の皆さまには、「建設工事等における感電災害防止に関するお願いについて」をご確認いただき、改めて安全措置の必要性をご認識いただくとともに、感電災害・停電事故防止へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。